三重県津市一身田町2819
開門時間 6:00-閉門時間 18:00
御影堂・如来堂 閉堂時間 6:00-閉堂時間 15:30
高田本山 専修寺
国宝 御影堂(みえいどう)
国宝の木造建築の中で五番目の巨大なお堂です。
中には畳七百八十枚が敷かれており、中央の須弥壇上には、開山した親鸞聖人の木像が安置されています。
また、歴代の上人の画像を両脇壇および両余間に敬置するお堂となっております。
国宝 如来堂(にょらいどう)
棟の高さは御影堂とほぼ同じで、大きさは御影堂の半分となっていますが、こちらが伽藍の本堂となっています。外観からは二階建てのように見えますが、二階はなく、下層の屋根は軒下の壁から庇(ひさし)のように出ている裳階と呼ばれる三種の庇となっております。上層の屋根の軒の組み方を見ると、垂木は二股で、それが扇形になっていて、それを四手先という複雑な組み物で受けています。これらの軒組みは、柱と柱の間にも置かれている、いわゆる″詰組″で、完全に禅宗様(唐様)という建築手法によって建立されていることがわかります。また尾垂木という部材の先端を象・龍・獏の彫刻としたり、下層のかえる蟇股には中国の故事に基づいた人物の彫刻が組み入れたりしていて、手の込んだ精巧な建築物となっております。
専修寺の境内ではお浄土に咲くとされる蓮の花を例年6月下旬から8月上旬楽しむことが出来ます。
種類も35種類と多く約100鉢の蓮の花が見頃を迎える頃には、全国から大勢の方がいらっしゃいます。
アクセス
電車の場合
JR:一身田駅から徒歩約5分。駅の広場を出て右に進みます。道なりにまっすぐ進んでいただきますと本山前に着きます。
伊勢鉄道:東一身田駅から徒歩約15分。駅の階段を降り、南に進みます。突き当りを右に進んでいただきますと本山前に着きます。
近鉄:高田本山駅から徒歩約20分。駅の広場を出て、左に進みます。道なりにまっすぐ進んでいただきますと本山前に着きます。若干距離があります。
津駅からタクシー:約10分。
津駅東口からバス:約30分。
4番バス乗り場より一身田、または三重病院行きに乗車。本山前で下車。山門前に止まります。お七夜などの行事のあるときは本山前にバスが止まりませんので、高田高校前などで下車して、徒歩3~5分で唐門前に着きます。
バスの場合
伊勢自動車道:
芸濃インターから約15分、津インターから約15分。境内の西側に高田本山大駐車場があります。
※普通のバスでお越しの方はバス駐車場から徒歩5分です。
自動車の場合
伊勢自動車道:芸濃インターから約15分、津インターから約15分。
国道23号線:栗真中山町より約5分。